竹垣・フェンス設置でつくる、調和と安心の庭まわり
- Makoto Iwashima
- 10月19日
- 読了時間: 5分
更新日:3 日前
― 和風・洋風どちらにも合う、目隠し・景観デザインの工夫 ―
はじめに:お庭の印象を決める「境界のデザイン」
お庭の雰囲気を左右する大きな要素の一つが、「境界まわり」。道路や隣地との境界、玄関アプローチや裏庭との仕切りに、竹垣やフェンスを設置することで、景観のまとまりと安心感が生まれます。
竹垣は日本らしい落ち着きを演出し、フェンスはモダンで機能的。どちらも「目隠し」や「防犯」の効果がありつつ、デザインの工夫次第でお庭全体が引き締まります。
この記事では、岩島造園が実際に行っている竹垣・フェンス設置工事の流れと選び方・費用目安を、実例を交えながらご紹介します。
1. 竹垣・フェンス設置の目的
「閉じすぎず、開きすぎず」が理想のバランス。視線をさえぎりながら、風や光を取り込む設計がポイントです。
2. 竹垣の魅力と種類
竹垣は、和風の趣と自然素材の温かみが特徴。伝統的な庭園から現代住宅のエントランスまで、幅広く調和します。
主な竹垣の種類と特徴
🌿 ポイント: 自然竹は経年で風合いが出ますが、数年で色褪せが進みます。 樹脂(人工)竹垣は紫外線に強く、メンテナンスが楽です。 金沢・野々市エリアでは雪害対策(支柱補強)を行うのが長持ちのコツです。
3. フェンスの種類と特徴
近年は、住宅外構との統一感を意識したモダンフェンスが人気です。機能とデザインの両立がしやすく、カラーバリエーションも豊富です。
💡 デザインのコツ:建物の外壁色・屋根色と合わせると統一感が生まれます。たとえば黒い外壁なら濃茶やダークグレー、白い外壁にはナチュラルウッド調がよく映えます。
4. 施工の流れ(現場の基本工程)
① 現地確認・計測
敷地境界・高低差・風の通りを確認
基礎構造(ブロック・土・コンクリートなど)を調査
既存フェンスの撤去が必要な場合も対応します
② プラン・お見積り
素材・高さ・長さを決定
周囲とのバランスを考慮してデザイン提案
必要に応じて図面・イメージパースを作成
③ 基礎工事
支柱穴掘り(30〜40cm)
モルタルまたはコンクリートで固定
強風・積雪に備えた補強も実施
④ パネル・竹垣の取付
水平・通りを確認しながら丁寧に施工
継ぎ目やジョイント部をきれいに仕上げ
人工竹垣は色合わせ・結束で自然に見せるのがポイント
⑤ 仕上げ・清掃
施工部分の目地やモルタル仕上げ確認
土はね・ゴミ清掃を行い、完成です。
5. 費用の目安
参考例:
建仁寺垣(5m)設置 → 約90,000〜120,000円
木調アルミフェンス(8m)設置 → 約150,000〜200,000円
(※基礎工事や撤去・運搬費は現地条件によります)
6. よくある質問(Q&A)
Q. 雪に強いフェンスはありますか?
→ アルミ製・樹脂製の「耐積雪タイプ」がおすすめです。支柱ピッチを狭めて設置します。
Q. メンテナンスは必要ですか?
→ 自然竹は2〜5年で色褪せるため塗替え推奨。人工竹やアルミはほぼ不要です。
Q. 隣地との境界ギリギリに設置できますか?
→ 境界線の内側に設置するのが原則。隣地に越境しない位置で計画します。
Q. 防犯性を高めたいのですが?
→ メッシュ+有刺ワイヤー、または高さ1.8m以上の目隠しパネルが有効です。
7. 岩島造園のこだわり施工
現場に合わせた構造設計 地盤の強度や風の通り方を考慮し、倒れにくい基礎をつくります。
伝統とモダンの融合 和風竹垣から木調フェンスまで、建物の雰囲気に合わせた提案。
細部の美しさ 結束ひも・ビス・接合部など、見えない部分も丁寧に。
長持ちする施工 積雪や強風に備えた補強仕様で、北陸でも安心して使用可能。
8. ご相談の流れ
お問い合わせ(電話・メール)
現地確認・お見積り(無料)
素材・デザインのご提案
施工(1〜3日程度)
完了確認・アフターケア
野々市市・金沢市・小松市・かほく市ほか石川県全域対応。竹垣・フェンスのみの設置も、外構全体のリフォームも承ります。
9. まとめ:境界を“仕切る”から“魅せる”へ
竹垣やフェンスは、単なる「目隠し」ではなく、お庭全体を引き締めるデザインの要でもあります。
素材を選び、配置を工夫することで、お庭がもっと落ち着き、心地よく過ごせる空間に変わります。
岩島造園では、伝統の技と現代の素材を組み合わせ、「景観と機能が調和する」竹垣・フェンスづくりを行っています。
🌿 無料見積もり・ご相談はこちら
📞 電話・メールで受付中
📍 対応エリア:野々市市・金沢市・小松市・かほく市ほか石川県内全域


