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竹垣・フェンス設置でつくる、調和と安心の庭まわり

更新日:3 日前

― 和風・洋風どちらにも合う、目隠し・景観デザインの工夫 ―


はじめに:お庭の印象を決める「境界のデザイン」


お庭の雰囲気を左右する大きな要素の一つが、「境界まわり」。道路や隣地との境界、玄関アプローチや裏庭との仕切りに、竹垣やフェンスを設置することで、景観のまとまりと安心感が生まれます。


竹垣は日本らしい落ち着きを演出し、フェンスはモダンで機能的。どちらも「目隠し」や「防犯」の効果がありつつ、デザインの工夫次第でお庭全体が引き締まります。


この記事では、岩島造園が実際に行っている竹垣・フェンス設置工事の流れと選び方・費用目安を、実例を交えながらご紹介します。



1. 竹垣・フェンス設置の目的

主な目的

説明

目隠し・プライバシー確保

隣家や道路からの視線をやわらかく遮る

境界の明確化

土地の境界をわかりやすく安全に仕切る

防犯性の向上

侵入防止・防音・防風効果

景観の演出

建物や植栽に合わせて全体のデザイン性を高める

「閉じすぎず、開きすぎず」が理想のバランス。視線をさえぎりながら、風や光を取り込む設計がポイントです。



2. 竹垣の魅力と種類

竹垣は、和風の趣と自然素材の温かみが特徴。伝統的な庭園から現代住宅のエントランスまで、幅広く調和します。


主な竹垣の種類と特徴

名称

特徴

雰囲気

建仁寺垣

格子状に組まれた伝統的デザイン。通風と目隠しの両立

上品・格式高い

四ツ目垣

シンプルで軽やか。竹の交差が美しい

やさしい印象

御簾垣

細竹を並べた高級感ある仕上げ

落ち着いた和の趣

鉄砲垣

横竹を並べた丈夫な構造。耐久性が高い

素朴・自然風

人工竹垣

樹脂製でメンテナンス性に優れる

モダン住宅にも◎

🌿 ポイント: 自然竹は経年で風合いが出ますが、数年で色褪せが進みます。 樹脂(人工)竹垣は紫外線に強く、メンテナンスが楽です。 金沢・野々市エリアでは雪害対策(支柱補強)を行うのが長持ちのコツです。


3. フェンスの種類と特徴

近年は、住宅外構との統一感を意識したモダンフェンスが人気です。機能とデザインの両立がしやすく、カラーバリエーションも豊富です。


素材

特徴

向いている用途

アルミフェンス

軽量・錆びにくい。カラーが豊富

住宅まわり全般

木調樹脂フェンス

木目調で温かみがあり、メンテナンス不要

ナチュラルガーデン

スチールメッシュ

通気性重視。防犯・仕切りに最適

駐車場・境界

目隠しパネル

完全遮蔽タイプでプライバシー確保

テラス・ウッドデッキ前

竹風フェンス

人工竹のパネルタイプ。和モダンに最適

和風住宅・坪庭

💡 デザインのコツ:建物の外壁色・屋根色と合わせると統一感が生まれます。たとえば黒い外壁なら濃茶やダークグレー、白い外壁にはナチュラルウッド調がよく映えます。


4. 施工の流れ(現場の基本工程)


現地確認・計測

  • 敷地境界・高低差・風の通りを確認

  • 基礎構造(ブロック・土・コンクリートなど)を調査

  • 既存フェンスの撤去が必要な場合も対応します


プラン・お見積り

  • 素材・高さ・長さを決定

  • 周囲とのバランスを考慮してデザイン提案

  • 必要に応じて図面・イメージパースを作成


基礎工事

  • 支柱穴掘り(30〜40cm)

  • モルタルまたはコンクリートで固定

  • 強風・積雪に備えた補強も実施


パネル・竹垣の取付

  • 水平・通りを確認しながら丁寧に施工

  • 継ぎ目やジョイント部をきれいに仕上げ

  • 人工竹垣は色合わせ・結束で自然に見せるのがポイント


仕上げ・清掃

  • 施工部分の目地やモルタル仕上げ確認

  • 土はね・ゴミ清掃を行い、完成です。



5. 費用の目安

種類

高さ

単価(1mあたり・施工込)

備考

建仁寺垣・御簾垣

1.5m

15,000〜25,000円

自然竹・人工竹による違いあり

アルミフェンス

1.0〜1.8m

12,000〜22,000円

材質・デザインにより幅あり

木調樹脂フェンス

1.5m

18,000〜28,000円

目隠しタイプ人気

メッシュフェンス

1.2m

8,000〜12,000円

境界仕切り向け

竹風パネル(人工竹)

1.5m

20,000〜30,000円

耐候性・長寿命タイプ

参考例:

  • 建仁寺垣(5m)設置 → 約90,000〜120,000円

  • 木調アルミフェンス(8m)設置 → 約150,000〜200,000円

(※基礎工事や撤去・運搬費は現地条件によります)



6. よくある質問(Q&A)


Q. 雪に強いフェンスはありますか?

→ アルミ製・樹脂製の「耐積雪タイプ」がおすすめです。支柱ピッチを狭めて設置します。


Q. メンテナンスは必要ですか?

→ 自然竹は2〜5年で色褪せるため塗替え推奨。人工竹やアルミはほぼ不要です。


Q. 隣地との境界ギリギリに設置できますか?

→ 境界線の内側に設置するのが原則。隣地に越境しない位置で計画します。


Q. 防犯性を高めたいのですが?

→ メッシュ+有刺ワイヤー、または高さ1.8m以上の目隠しパネルが有効です。



7. 岩島造園のこだわり施工



  1. 現場に合わせた構造設計 地盤の強度や風の通り方を考慮し、倒れにくい基礎をつくります。

  2. 伝統とモダンの融合 和風竹垣から木調フェンスまで、建物の雰囲気に合わせた提案。

  3. 細部の美しさ 結束ひも・ビス・接合部など、見えない部分も丁寧に。

  4. 長持ちする施工 積雪や強風に備えた補強仕様で、北陸でも安心して使用可能。



8. ご相談の流れ


  1. お問い合わせ(電話・メール)

  2. 現地確認・お見積り(無料)

  3. 素材・デザインのご提案

  4. 施工(1〜3日程度)

  5. 完了確認・アフターケア


野々市市・金沢市・小松市・かほく市ほか石川県全域対応。竹垣・フェンスのみの設置も、外構全体のリフォームも承ります。



9. まとめ:境界を“仕切る”から“魅せる”へ


竹垣やフェンスは、単なる「目隠し」ではなく、お庭全体を引き締めるデザインの要でもあります。


素材を選び、配置を工夫することで、お庭がもっと落ち着き、心地よく過ごせる空間に変わります。


岩島造園では、伝統の技と現代の素材を組み合わせ、「景観と機能が調和する」竹垣・フェンスづくりを行っています。


🌿 無料見積もり・ご相談はこちら

📞 電話・メールで受付中


📍 対応エリア:野々市市・金沢市・小松市・かほく市ほか石川県内全域



 
 
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